書籍紹介 キッチン 吉本ばなな
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本の紹介
本は読んでいるのだが、アウトプットはしていないことに気がついた。現在、読んでいる本もしくは、以前に読んだ本をこのブログで紹介しようと思います。
つぐみ は、吉本ばななの1988年のデビュー作ですが、今読んでも新鮮です。気持ちが若々しくにもなり、それがとてもケバケバして眩しさと儚さを持ったあの頃を思い出すのです。
病弱で生意気な美少女つぐみ。大人へと移りゆく季節の、二度とかえらないきらめきを描く、切なく透明な物語です。
病弱であるがゆえに、線香花火のような輝きをみせる、つぐみ。それに辟易しながらもひかれる、主人公まりあ。
つぐみの姉の陽子。そしてつぐみの初恋相手の恭一。それぞれの立場で、命を燃やしていく、つぐみに惹かれていく。
つぐみの純真さは決して弱弱しくはない、そんな純真さは大人になる時期に持ち合わせているのではないだろうか。
今読むと、羨ましくもある。自分に正直に生きていくということ、自分を燃やして生きていくことは周りを傷つけることもあるかとはおもうが、生命に対して素直に生きることはむしろ周りのためになるのではないか、忖度や気遣いは生きていくことの技術にはなるが、本道ではないとこの物語を読んで思った。
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