今 ロシアとウクライナで起きていること
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世相を斬る

今 ロシアとウクライナで起きていること
今2022年3月時点で ロシアはウクライナに侵攻して戦争状態になっている。
戦争になった歴史的な経緯は、いろいろと解説がでているので、いいとして、僕個人として、わかりやすい構図として考えてみた。
構図
ロシア⇒(田舎のジジイ)田舎の本家といわれるジジイ 69歳
ウクライナ⇒(都会の中年サラリーマン)田舎出身の都会で働く40代サラリーマン 家庭持ち 子供が2人(大学生、高校生)こんな感じです。
田舎のジジイ=プーチン氏
田舎のジジイは子供が手を離れています。子供は都会で大学を終えたあとで都内に大企業に就職して、忙しいながら充実した日々を送っています。子供たちも大学生として、勉強を頑張っていて将来の方向を見据えています。
田舎のジジイは本家風を吹かせ、自分の家を守る大切さや、昔の価値観に縛られて息子の世代とは価値観は合わなくなってきています。田舎のジジイ自体がその上の世代からの農村の一体感を頑なに守る考えにいるのですが、本人は「古き良き日本」を守っているという誤解をしています。いずれは自分の子供が田舎に戻って本家を守ることを期待しています。
そもそもいまや、「古きよき日本」自体存在せず、日本自体が柔軟に古来から変化しつつ発展してきた事実をほとんど理解できていません。そもそも、都会で働く子供の仕事の内容を理解できていません。高度経済成長のサラリーマンしか知りませんから、今は大企業とはいえ、いかに会社員でいることが大変かということが肌身で理解できていません。リストラがなぜあるのかという現代の企業の状況がわかりません。
田舎のジジイの住むところにも、マクドナルドやケンタッキーなんかはありますが、それは田んぼを潰したショッピングモールの中にあります。工場はありますが、オートメーションが進んで、大きな雇用を発生するような場所はありません。
都会の中年サラリーマン=ウクライナ
都会の中年サラリーマンは、忙しいですが充実した日々を送っています。大企業で給与は安定しています。
ただ、この国際化の時代、英語は必須で、海外との会議には英語が多用されます。組織体系はドライで収益が出ない部門は廃止されたりする場合もあります。硬直した組織ではなく、フレキシブルです。
自分がやりたかった仕事がやれているという状況で、ストレスなく働けているせいか、もし転職するようなことがあっても、同じ仕事ができる可能性は高いと考えています。
家庭も2人の子供たちとは会話もできていて相談にものってあげています。奥さんはパートで子供たちの学費をサポートしていますが、家事に負荷がかかる状態ではありません。
それぞれ忙しいですが、充実した日々を送っています。みな都会を離れるつもりは今はありません。
つまり
そんな田舎のジジイと都会の中年サラリーマンの考え方の確執が今回のロシアとウクライナの関係だと思います。価値観がまるっきり違います。田舎のジジイのいうところの「古き良き日本」はプーチン氏の「偉大なロシア、古(いにしえ)のソ連」なのです
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