アンチエイジングは、柔らかな心から

アンチエイジングは、柔らかな心から
去年の今頃は豊洲でMの方と仕事していて、オリンピックのチケットが当たっただのなんだのど騒いでいたのを思い出します。今年がこうなるとは思わなかったのかもしれません。そんな中で通勤中に本を読むようになりました。私もまだまだ、働かなければなりません。池袋の駅中の書店で「九十三歳の関ヶ原 弓大将 大島光義」を買って読みました。
大島 光義(おおしま みつよし)は、戦国時代の武将、安土桃山時代から江戸時代初期の大名。弓の名手 いうことですが、教科書にも出てくるわけでもなく、知っている人はあまりいないのではないでしょうか。孤児から身を立て、弓の腕前で還暦すぎてから信長に重用され、秀吉、家康と天下人三代に認められて93歳で関ヶ原に参陣、97歳の長寿をもって死去。生涯53度の合戦に臨みます。死後、家督は自分と共に東軍に与した光成が継ぎましたが、関ヶ原で家を分けて東軍、西軍で戦ったこともあり、家は旗本になり廃藩となりました。
50代で子供を授かったということもあり、晩成の人だったのかもしれませんが、当時の最新兵器の鉄砲が雨の時に火薬が湿って打てないことや、鉄砲が連射が効かないこともあり、弓は兵器としても有用の時代が長かったのです。
小説では、弓のスキルが長くありながら、槍の技術も必要と、かなりの年齢にもかかわらず槍の修行に旅に出ます。一つの技術だけでなく、真摯な姿勢で教えを乞うことの重要性、家を守るためには大欲を持たず、着実に物事を考えていく姿は参考になります。「身の丈」をわきまえ、その丈を少しでも伸ばそうという思考の柔軟性は、長く働かなければいけない現代にきっと役にたつとおもっています。
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