パラレルワールドがメンタルに与える影響(私説)

パラレルワールド理論による障害説明
映画「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」などをはじめパラレルワールドという言葉がでています。Wikipediaでは
ある世界(時空)から分岐し、それに並行して存在する別の世界(時空)を指す。並行世界、並行宇宙、並行時空ともいう。
「異世界(異界)」、「魔界」、「四次元世界」などとは違い、パラレルワールドは我々の宇宙と同一の次元を持つ。SFの世界でのみならず、理論物理学の世界でもその存在の可能性について語られている。
とあります。現在の時間の流れとは別の世界が存在して、その世界は現在と同様に時間が流れていると解釈しているのだが。今回、説明しようとするのは、PTSDやストレスからの精神障害の背景がこのパラレルワールドで説明できるのではないかということであります。
パラレルワールドによる障害図解

順当な時間の流れで過ごしている局面に、「出来事」が襲います。(図参照)震災かもしれません、大事な方の死かもしれません、いわゆる喪失体験がおおきいでしょう。軽微なようですが引っ越しもそれにあたります。福島第一原発の影響により家族がバラバラになるようなこともそうなのかもしれません。この「出来事」を契機に時間軸が分岐します。①がこの出来事がなければ流れていたであろう順当な時間軸、②は①にいけずに捻じ曲げられてすすんでいかざるをえない、不本意な時間の流れ。②を進んでいくのですが、なにも考えず前向きにこの②の流れをすすんでいければいいでしょう。しかし、悲しみの中で①をどうしてもかんがえなければいけない状況で②を進んでいかざるとえない。この作業を③思念とよびます。この③思念が①の時間軸に影響を与えます。
①の時間軸を育てるということです。②の時間軸とは別に①の時間軸が大きく流れてしまうこと。そしてこの①がパラレルワールドとして成長します。この①が②の「現在」にの身体的精神的な影響を与えてしまうというのが簡潔に言えばこの理論です。複数の時間軸が現在の生命が歩む時間に与える影響。次回はここからお話したいと思います。
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