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外部反応型から、メッセージ駆動型へ

外部反応型から、メッセージ駆動型へ

いくぶん哲学的な表題なんだけど、アフターコロナとか、WITHコロナとか言っているけど、なんか曖昧だなと思ってます。
私は基本的にはシステムエンジニアなんですけど、講師やったり、たまに原稿を書いたりしてます。でも、SE以外はテレビをみてることが多いです。

テレビみるとみなさんおわかりですけど、リモート出演が多いですよね。私はあのリモート出演が「ヤドカリ」に見えてて、ヤドカリ出演だと思っています。
いままでの放送と違うのは、ヤドカリの1人1人はスタジオの全体は見えてないですよね。他の出演者は見えているけど、全体は見えてないですね。

TVでおきていること

今までのスタジオ全体 ≠ ヤドカリの1人1人×出演者 + スタジオのアナウンサー ということです。

おまけに、スタジオから振られた質問(メッセージ)に対して、ヤドカリが応える。でも少しタイムラグがありますよね。

振られたメッセージに対して、すこし間を置いてももいいけどちゃんと返しているか、返答が的を得ているか、ほかのヤドカリ(リモートの出演者)にも伝わっているかが大事になっていて、いままでのスタジオの雰囲気に対して、リアルタイムに反応するような芸風はイマイチ、リモート出演には向いていないように思います。個人的にはさんまさんとかが、リモート出演とか合わない気がします。

では、仕事はどうなる

このようなスタイルが、リモートワークにも起きていて、基本的に、今まで会社の全体の雰囲気を汲んで仕事していた部分が、なんらかの協議の結果のメッセージを受けて仕事をすることになりますね。それは、誰かの顔色をみて仕事をすることではないですよね。

これって、今までの日本の強みの方向が変わってきていますね。高度経済成長時の第二次産業を代表する工場の強さとは何かということでいえば「擦り合わせ」だったわけです。

工場で作成した製品は、発注元に納品するわけですけど、その発注元の部品との「擦り合わせ」を顔を突き合わせ行うわけですし、同じ工場内での「擦り合わせ」も当然あって、設計図に現れない微調整が日本の強みだったわけです。

さきほどのテレビのリモート出演に話を戻すと、今まではスタジオ内のひな壇で、出演者がスタジオ全体の雰囲気を読み取って、リアクションを返すようなパターンでした。このリアクションが「擦り合わせ」の結果なわけです。

リモートワークが終わっても、今までどおりの擦り合わせの仕事が行われていくかというと疑問があります。工場にしても、いまは3Dプリンタでシミュレーションができて、製品の前にある程度の形のあるものができてしまうので、以前ほどの「擦り合わせ」はいらないようになっています。コロナ以降は、なんとなくやっていたことがなくなっていくことになるでしょう。でも、これはコロナがきっかけになったにすぎないのですけどね。

外部反応型、メッセージ駆動型

システムからみで言えば以下の構図になるかとは思います。

  • 外部反応型→オブジェクト指向以前
  • メッセージ駆動型→オブジェクト指向

オブジェクト指向は、カプセル化(ヤドカリ)したメモリーの塊に対してメッセージをやりとりする方法で、オブジェクト指向前は、まわりにある外部変数に対して直接アクセスして、必要なものをとってきたり、出力したりするものです。

当然、現在ではオブジェクト指向への時代なんですけど、オブジェクト指向になるまでけっこう時間が必要だったと思います。きっかけはOSの変化もあったけど、どちらかといえばメモリの廉価だったように思います

今回のコロナもたんなるきっかけにすぎなくて、時代は背後でひっそりと動いているんだよなと実感してます

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