居場所からホームの意味を考える
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リモートワークのために, 仕事とは, 単身生活, 新潟

いわゆる 居場所
「自分の居場所はここだ」とか「自分の居場所がみつかった」とかここ数年言われるようになったんだけど。「居場所」ってなんだろ。フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』によると
居場所(いばしょ)とは、居るところ、また、座るところのことであり、自分が存在する場所のことである。自分の持っている能力を一番発揮できる分野を指すこともある。
とあります。
「自分の持っている能力を一番発揮できる分野」といえば仕事分野ともいえるのかなと。
物理的な位置をしては、自分の住んでいるところということだろうけど、私はだいたいの平日は都内にいて、月2回週末を新潟に帰っています。でも納税地は新潟市だし、いわゆる「家」も新潟市です。こういう場合は物理的な居場所ってどこだろうか?と考えることがあります。そうなると都内ってことなんだろうかな。
参考までに、プリ野球チームを調べてみると1球団は143試合を年間行うとして、 リーグ内対戦 = 125試合、セ・パ交流戦 = 18試合で、そのうちリーグ内対戦の内訳は、だいたいホーム63試合・ビジター62試合ということで、62試合をアウェイでおこなうということは、半分がいわゆるホームですね。
となると、仕事をおこなっている日数の半分の場所がホームになるんですね。うーん、そうなると、やはり私のホームは都内なのか・・orz
誤魔化しようもなく、心情的には新潟がやはりホームですので、この比率をなんとか逆転させて、プロ野球チーム並みにすることが当面の目標かと思います。
思えばあの頃も
プロフィールにも書いているかもですが、こんな生活は以前もやっていたのでした。高校時代です。私は親の都合で越境入学で電車で20分ほどする高校に行ってました。親と一緒にくらすために引っ越して電車通学してましたけど、友人もいなく環境に馴染めずに、週末は転居する前に親戚の家に帰って、平日は引っ越した先に帰るということでした。この場合もホームは引っ越し先でしたけど、心情的なホームは土日を過ごす、引っ越す前の場所でした。こんな生活のために大学受験は失敗するわ、メンタルは病むはで大変な高校生活でした。
高校自体は面白かったのですが、生活の基盤が落ち着かないかぎりは仕事も、勉強もうまくいきようがないと思っています。
人間らしい生活へ
理念とか、理想のために頑張るってのは、どこかムリをしているわけで自然な姿ではないなと最近思います。働き方改革ってのもそこに関連するのかもしれませんし。そういう意味では、もう頑張るのはだではなく、楽しんで淡々とやるってことを目標にすべきじゃないでしょうか。ムリしてまでやらなければいけないことは、本当にやる意義があるのかなと自問自答することも必要でしょうし、その結果降りるっていうこともOKだと思います。辞めるっていう表現はあまりしたくないんです。蜂は仕事として花から蜜をとってきますし、鳥は仕事として巣をつくるでしょうし、人間も仕事は人間という生命体としてやれることをやるべきなんでしょう。人間の仕事だけが特別なことではないのですから。
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