五街道の力を感じる

今にも力を残す五街道とは
思えば、昨年の1月は品川で仕事していました。でも、あまりいい仕事ができずに、自由契約になりましたけど。品川駅に通っていましたが、なんか違和感がありました。それは、おそらくここは日本の中心なんだろうなと・・
というか、江戸へ続く道の中にいるというか、それはなんだろうと、ずっと考えていた。なぜ関西の芸人は東京進出に違和感がないのだろうとか、西から東京に上るひとのほうが、東から東京に上る人よりホームシックがないような気がするなとか
いろいろ考えた結果、歴史的に、東京に上る道にそのヒントがありそうだ。わかりやすくいえば東海道新幹線。これはおそらく江戸時代の東海道に沿ったものなんだろうな。東海道の道としての歴史がはるかにあるので、東海道新幹線といっても、近代的な乗り物っていう感じがしないのではないか、それが必然的に東京への敷居を低くしているんじゃなかと
そもそも、江戸時代の主要な道は、「五街道」といわれていたわけで。
東海道
1624年(寛永元年)完成。江戸・日本橋から小田原、駿府、浜松、宮、桑名、草津を経て、京都・三条大橋までの五十三次(約490km)。延長部にあたる京街道 (大坂街道)の4宿も加えて、五十七次ともいった[6]。
日光街道(日光道中)
1636年(寛永13年)頃完成。日本橋から、千住、宇都宮、今市を経て、日光までの二十一次[6]。
奥州街道(奥州道中)
1646年(正保3年)完成。日本橋から宇都宮まで日光街道(重複区間)を経て、宇都宮より陸奥・白河までの二十七次[6]。日本橋から宇都宮までの17宿は日光街道と重複する。函館に至る延長部あり。
中山道
1694年(元禄7年)完成。 中仙道とも表記する。日本橋から高崎、下諏訪、木曽路の妻籠を経て、草津までの六十七次。草津、大津の2宿を加えて六十九次ともいった[6]。
甲州街道(甲州道中)
1772年(明和9年)完成。日本橋から、内藤新宿、八王子、甲府を経て、下諏訪で中山道に合流する四十三次[6]。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
本当の意味での幹線道路だったんろうな。では、新潟から東京へはどうだったかというと、いろいろなルートがあったとはいえ、どれもメジャーではない。今の上越新幹線のルートはどううだったかというと、「三国街道」がそれにあたります
三国街道
みくにかいどう
上州(群馬県)高崎で中山道(なかせんどう)から分かれ、三国峠を越えて越後(えちご)(新潟県)に入り、佐渡(さど)への港である出雲崎(いずもざき)に至る街道。この間、上州に11、越後に14の宿(しゅく)駅があった。越後の諸侯の参勤交代や佐渡奉行(ぶぎょう)の往来があり、佐渡金山に送られる無宿人足、越後から関東への行商人、上州草津への入湯者なども通った。越後の米もこの街道で上州に運ばれ、永井宿には米市が立った。豪雪地帯なので冬季の通行の苦難は格別であった。三国峠付近では冬季は馬を使えず人足に頼り、夏季の5、6倍の人数を必要とした。南牧と猿ヶ京(さるがきょう)には関所が置かれた。三国峠には三国権現(ごんげん)があって越後、信濃(しなの)、上野(こうずけ)三国の一宮(いちのみや)を祀(まつ)る。いわゆる「境の明神」である。なお、三国街道はほぼ国道17号に相当する。[中島義一]
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
うーん。今のトンネルにあたる部分が、険しく、困難を極めたわけで、それが、東京への敷居の高さにあたるわけです。県境のトンネルを境に天気が一変するわけですから。私は新潟から東京に戻るたびに「時差」みたいな、違和感を感じるのは、この点に関わるのかもしれません。この調査はもう少し続けます
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